【DC運用ユースケース】PUEの自動管理
DCIM
データセンターの効率を示す指標の一つとしてPUE(Power Usage Effectiveness)があります。
PUE値は、データセンター全体の消費電力量(kWh)/IT機器の消費電力量(kWh)で算出され、PUEの値が1.0に近づき小さいほど、データセンターの電力効率が良いとされます。
計算式はシンプルではありますが、実際にPUE値を算出するには、全てのIT機器と設備側機器の消費電力情報をかき集めなければなりません。
もし計測情報が一部でも欠落していると正確な算出は難しくなります。
そこでDCIMの出番となります。
DCIMは本来、設備側とIT側の情報を統合して管理をするというコンセプトの製品であり、PUEの算出に最も適したツールです。
DCIMで刻一刻変化する計測データを取得することで、常にアップデートされたPUE値を自動計算し、わかりやすいグラフなどでユーザは閲覧する事ができます。