拠点間の回線管理を可視化するiTRACSの新アドオンモジュール、Fieldwize OSP

K-Iwasaki

今回は配線管理機能に強味を持つDCIMソフトウェア、iTRACS DCIMのアドオンモジュール「FieldWize Outside Plant (OSP) 」をご紹介します。

iTRACSの機能拡張モジュールである「Outside Plant (OSP) 」は弊社の代理店であるオーストラリアのiiSolutions社がお客様の要望に応え開発しました。
これは、従来はデータセンター施設内の配線管理がメインであったiTRACSの機能を、例えば通信事業者の複数拠点間や最近のエッジ拠点間の光ファイバー回線の接続管理と資産管理を拡張するものです。

それでは、以下機能概要を解説します。

施設外物理ネットワークの可視化

施設外の光ファイバーケーブルなどのケーブル経路や、関連資産情報・属性情報を管理します。また、広範囲エリアの複数のサイトに対応し、Google Map上に視覚的に表示します。尚、データには複数のユーザーが同時にアクセス可能です。

インタラクティブなFiber Joint Connectivity Schematic Report

簡単な情報検索

ハイレベルな全体ビューからファイバーコア1本に至るまでの情報検索が可能です。そして、例えばどのITサービスや顧客がどの光ファイバーコアを経由しているかの分析を行うことができます。

記録を簡単に整理

何事にも整理が必要ですが、記録にも整理が必要です。施工の詳細を記録・追跡し、ケーブル資産の位置を資産情報と照らし合わせて保存し、現場訪問の回数を減らすことで経済的価値を向上させます。

正確な管理レポート

現在のケーブル・プラントの容量を使用しているユーザーを特定するためのレポートを作成することができます。膨大な容量を管理し、使用量や請求書の作成を容易にすることができます。


※ 尚、こちらの拡張モジュールの国内リリースは現在準備中です。もし既存iTRACSユーザー様や新規ユーザー様でご興味のある方がいらっしゃいましたら、こちらからお問い合わせください。

iTRACS DCIMの紹介ページ

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