garmit DCIMをより便利に使いこなすTIPSその2 ~19インチ規格以外のラックへの収容管理

K-Iwasaki

弊社が取り扱うおススメ国産DCIM「garmit」の機能を使いこなすTIPSのご紹介シリーズ第二弾。

今回のテーマは「19インチ規格以外のラックへの収容管理」です。

データセンターに置かれるラックはEIAが規格化した19インチサイズ(マウントレール間の長さ)がほとんどです。
よって、一般的なDCIMツールでのラック立面図では、それぞれのラックユニットにマウントされた機器を登録し表示します。
ほとんどのケースはこの機能で問題ないのですが、時々お客様から「19インチラック以外のキャビネットなどでも同じように収容場所の管理をできないか?」などと要望されることがあります。

そんなお客様のご要望にお応えして、garmitではEIA規格19インチラック以外にも様々な形状のラックを作成して、収容機器の登録管理が行える機能が開発されました。

具体的には、左図のような昔ながらのオフィス用パソコンラックや、携帯端末を収容する棚などが一例として挙げられます。
あるいは、ストックルーム内で、サーバー等各種機器を一時的に保管するスペースとしての備品棚(一般的なスチールキャビネットなど)も対応可能です。

そしてもちろん、収容されている端末単位の様々な情報(型番、管理者等)を登録し管理する事が出来ます。

これはデータセンター向け用途を超えた、例えば一般オフィスや店舗、あるいは工場などにもgarmitの活用の幅を広げることができるようになるユニークな機能と言えます。

多拠点のオフィスや店舗の端末の集中資産管理などで活用できそうですね。

このように、garmitは国産DCIMならでは、日本のお客様からのニッチなニーズにお応えした独自機能をいくつか実装しています。


garmit DCIMの製品概要ページ

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