IT資産のライフサイクル管理をDCIMで統合化するメリット

K-Iwasaki

IT資産管理は単なるデバイスのインベントリ管理だけにとどまりません。

調達からキッティング、設置、導入、移設、メンテナンス、そして最終的に廃棄に至るまでのライフサイクル全体にわたり、機器のステータスや稼働状況をトラッキングする必要があります。
それぞれの機器は異なるタイミングで導入され、それぞれ異なる耐用寿命があります。購入費用も異なりますし、保守契約内容や保守期間も異なります。
それらの各情報をしっかり管理することにより、それぞれの機器の適切なライフサイクルを把握し、中長期のIT投資予算を最適化することが可能となります。

DCIMツールが提供する重要機能の一つである「資産管理」機能では、このようなハードウェアライフサイクル管理が行えるよう設計されています。

まず管理すべき情報、例えば購入日や設置日、注文番号や購入金額、あるいは保守契約開始日・終了日などのライフサイクル管理を行う上で必要なフィールドは用意されており、ユーザーによるフィールド追加も可能です。
これらの情報の管理を行うにはDCIMツールで行うのが最もベストな選択です。
運用の中では、機器の移設やパーツ交換などのメンテナンス作業が必ず発生します。その際にはワークフローの機能を使って、一連のタスクを管理します。そしてタスクの中で更新されたデータや操作記録は「監査証跡」ログとして記録されます。
データ利活用の観点では、複合条件検索により抽出したデータをCSVで出力したり、ダッシュボードのチャート表示なども行えます。

このようにデータセンター内のIT資産管理・ライフサイクル管理を包括的に管理できるDCIMツールですが、更に他の情報(例:実際の消費電力や周辺の温湿度環境状態など)も合わせて管理をすることで、更なるメリットを生み出します。


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