garmitをより便利に使いこなすTIPSその8 ~連続空きラック検索と電源供給状態の確認

K-Iwasaki

弊社が取り扱うおススメ国産DCIM「garmit」の機能を使いこなすTIPSのご紹介シリーズの第8弾。
今回は「連続空きラック検索と電源供給状態の確認」をご紹介します。

ラックキャパシティ画面(連続空きラック5ラック分を選択し、当該ラックに電源供給している分電盤(Pと表示されているオブジェクト)が赤く表示された状態)

データセンター運用の中で、「配置としては連続してラックを確保できそうだが、電源供給状況をみると他の場所の方が良いかもしれないが、それを簡単に調べられないか?」といったニーズがあるかと思います。
そのようなニーズに対してgarmitでは、ラックの使用状況や電源供給状況を確認しながら、連続空きラックを「容易」かつ「安全」に確保することができる機能を提供しています。ではその機能について具体的に解説します。

まず、garmitではフロアマップ画面から、連続して確保できるラックの場所を調べることができます。
操作は簡単です。連続して確保したいラック数を入力し検索を行うと、確保可能な候補となる一連のラックが画面上に「黄色枠」でハイライト表示されます。

次にその候補の中から連続ラックを選択します。そうすると選択したラック群に対し電源供給を行っている分電盤が赤色に変化します。この分電盤のアイテムをマウスオーバーすると、分電盤の定格値および計測値が表示されます。この表示を確認しながら、定格に対する現在の電源の使用状況を確認しながら、安全に確保したいラックを決定できます。


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