カスタムフィールドを活用してアセット管理項目を100%最適化
アセット(資産)管理項目は非常に多岐にわたります。データセンターでは設備機器からラック、IT機器やパーツ、そしてソフトウェアに至るまで非常に幅広いです。更に厳密な自社資産ではないかもしれませんが、引き込み回線の管理なども含まれるでしょう。
このような多岐にわたるデータを、データセンター管理者は日々管理しています。データセンターインフラ管理(Data Center Infrastructure Management:DCIM)システムでは、これらすべてを一括で管理する機能を備えています。しかし、DCIMツールが全ての顧客が求めるありとあらゆる項目を標準で備えているかというともちろんそうではありません。
顧客が100社いれば管理項目は100通り異なると言ってもよいでしょう。仮に100社が異なるとして各社にベストフィットしたシステムを作ろうとすると受託開発のシステムを作るしかありません。
受託開発システムは、その企業の要件を100%満たすシステムである反面、ベンダとの間での要件定義が難航して開発や改修に時間がかかりがちなことや、アップデートや改修に多大な費用が発生する場合があり、相対的にパッケージソフトウェアよりも多くのコストがかかる可能性があるとされています。
そこでスピード感やコストに勝るパッケージソフトウェアの利用が推奨されるわけですが、「パッケージソフトウェアは決まった通りのことしかできなくて融通が利かない」と考え敬遠されるかたもいらっしゃるかもしれません。しかし実はそうではありません。アセット管理項目の話に戻りますが、多くのDCIMシステムはカスタムフィールドを追加できる機能を備えており、中にはまるで標準で用意されていたかのように違和感のないカスタマイズができる製品もあります。
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