Sunbirdが第二世代DCIMと謳われている理由について中立的に評価してみました
以下はSunbird Software社のサイトにアップされているプロモーション動画です。この動画のストーリーを簡潔にまとめると…
- 競合他社のソフトウェアは一見「いい感じ」に見える
- ただ実際に使ってみるとっ宣伝されていたようには動作しない
- 競合他社はそれ(彼らのDCIMソフトウェア)を「ソリューション」と呼ぶ
- しかしSunbirdはそれを「レガシーDCIM」と呼んでいる
- レガシーDCIMは「導入に時間がかかる」「使いずらい」「使えない機能を追加するのに追加の費用を請求される」などの問題がある
- そこで高速な導入ができ、使いやすく、設定ゼロで使える分析機能を持ち、拡張性に優れた第二世代DCIMを使いましょう
- 結果、運用効率を高め、設備利用効率も高められますよ!
- 顧客の評価はこの事実を裏付けますのでよろしければご確認ください
といった内容となっています。
では、実際はどうなのでしょうか?ここまで他社をディスっておいて、自分達も結局使えない製品を出しているとわかるとさすがに笑えませんよね。よっぽど自身がないとこれだけのメッセージは出せません。
内容の信ぴょう性は?
そこで私たちが上記の内容について、より中立的な観点でこれを評価してみました。
確かにいろいろな会社のパンフレットや宣伝動画をみるとどれも皆素晴らしい機能をもつ製品であるように見えます。しかし宣伝通りかというと実はそうでなかったという話は多く聞きます。実際に使ってみても「使いずらいな~」と思う製品も多く見てきました。また、機能がモジュールに細分化されており、あることをしようと思うと別モジュールの購入が必要になる製品は今でも多く存在します。最初は安く感じても結果的に高額になってしまうこともあります。また機能がモジュール化されている場合、最悪のケースとしては、ある機能を使おうとすると、あたかも別アプリが起動するかのごとく、全く別の見た目のウインドウが立ち上がり、操作の統一性がなくなってしまうこともあることです。
Sunbirdソフトウェア自身についても中立的に評価してみました
ではSunbirdはどうか?ここでもバイアスを極力排除し、評価してみます。
- 「導入が高速」:「高速」の定義がはっきりしませんので、これは賛否両論があるかと思います。DCIMの導入にはそれなりの時間はかかりますので、「高速」という表現ではちょっと誤解を招くことがあるかもしれません。しかし、弊社取り扱い製品との比較をしてみると、確かにデータベースアイテム一つを登録するステップは他に比べてかなり少なく、最小で3ステップ、約10秒程度?でアイテム登録ができるのは、少し抜きんでているかなという印象です。
- 「使いやすい」:ウェブインターフェースということもありますが、専用Windowsアプリのユーザーインターフェースと比べるとやはり使いやすいです。メニューも機能の多さの割には少なくまとめられていたりで、構築後のデータベース閲覧についてはマニュアルを読まなくてもある程度使えるくらいの操作容易性はあるかな?と感じました。ただ、構築作業を行うには操作の流れを覚える必要がありそうです。
いずれにせよ多少の慣れは必要かなと…。あと、一部の機能では操作にちょっと戸惑う箇所があり、今後のUIのブラッシュアップに期待です。 - 「設定ゼロで使える分析機能」:これはダッシュボード機能のことを意味していますが、一言素晴らしいと感じました。実際には、ユーザーの要望に合わせて多少範囲や粒度などの微修正は必要なので、「Zero configuration=設定ゼロ」というのはさすがに言いすぎな気もしますが、それでも初期状態で100種類を超えるダッシュボードテンプレートが用意されているのはありがたいです。
- 「拡張性に優れる」:これはあまり評価できていませんが、標準でもVMWareとのかんたん連携機能が用意されていたり、CMDB連携用のソースコードが用意されていたりと、拡張のハードルは低そうです。またカスタムフィールドを追加したりできるのもうれしいですね。
もうひとつSunbirdが良いと思う点として、モジュールが細分化されていない為、「明朗会計」で全ての機能が導入できる点だと思います。
以上、なるべく偏見を排除した率直なコメントを記してみましたが、少しはご参考になったでしょうか?
いずれにしてもSunbirdは弊社の取り扱い製品の中でも最もおススメできる製品のひとつです。
是非皆様もお使いになってみてください。
Sunbird Software社のDCIM製品「dcTrack」「Power IQ」の製品ページはこちら
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