【DCIM FAQシリーズ13】ソフトウェア本体以外で購入すべきものは?追加費用は?

K-Iwasaki

お客様がDCIMのシステム導入を検討されていく中で、当然システム全体の全体像に関する質問は出てきます。
これは全体のコストにも影響しますし、各必要コンポーネントのサポート状況も気になるところでしょう。

商談の中で遅かれ早かれ必ず聞かれる質問の一つは「ソフトウェア本体以外に他に購入すべきものは何ですか?それにはいくら追加費用が掛かりますか?」というものです。

これについては、弊社が取り扱っている各製品ごとに対応が異なる為、都度回答も異なりますが、今回のブログの中では弊社取り扱いDCIM製品の中でも最もシンプルな構成であり、ワンプライス・明朗会計が売りのひとつであるSunbird Software社のDCIMを例に解説したいと思います。

OS

まず、ソフトウェアが稼働するために必要となるOS(オペレーションシステム)ですが、Sunbird DCIMではRHEL互換OSをベースとしていますので、Windows ServerのようにOSに関するコストは発生しません。しかもお客様が個別にOSを導入する必要はなく、全てパッケージング化されていますので導入も非常に楽ちんです。サポートについてもSunbird社がしっかり対応してくれますので安心です。

データベース

データベースについてもPostgreSQLを採用しており、これもOS同様パッケージング化されており、導入もほぼ意識する必要はありません。当然別途の費用も掛かりませんし、Sunbird社によるサポートが付きます。

CADソフト

Sunbird DCIMはAutoCADやVisioで作成されたCAD図面を取り込み、正確な寸法でのフロアマップ管理ができるのが特徴の製品ですが、図面をDCIM上で表示させるのに別途高額なCADソフトウェアを購入する必要はありません。(もちろん図面自身を作るにはソフトウェアは必要ですが)
ちなみに、CAD図面をお持ちでなく、CAD図面を作るソフトウェアもお持ちでないというお客様も、弊社がお客様に代わり図面を無償で制作しますのでご安心ください。

サードパーティ製ツールとの連携モジュール

メーカーによってはサードパーティ製ツールとの連携モジュールに別途追加費用を取るものもありますが、Sunbirdでは例えばVMWareやServicenowなど業界標準のツールとの連携モジュールについては無償提供しており、追加費用は一切かかりません。

まとめ

このようにSunbird DCIMではほぼすべての必要コンポーネントは無償でパッケージング化され提供されますので、お客様がコストを気にしたり、技術的なわずらわしさで悩む事は一切ありません。VM環境の必要コンピューティングリソースをご用意いただくだけです。


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