データセンターのリソース容量管理 ~常に把握できていますか?
皆様、データセンターのリソース容量管理(あるいはキャパシティ管理)はどのように普段管理し、把握されていますでしょうか?
そもそも「データセンターのリソース容量」とは、何でしょうか?「データセンターのリソース容量」とは、現在および将来のIT需要の要件を満たすのに必要な設備側のリソース(つまり、電力、ラックスペース、冷却、および電源/ネットワークのポートなど)を指します。
データセンターのリソース容量の正確な把握をすることは、可用性を維持しつつ、設備の運用効率を高めるために不可欠です。リソース容量が把握できていないと、どうなるでしょう?まず、正確な確認をするのに、いくつもの台帳を調べたり、現地確認をしなければならなかったり、非常に時間やコストがかかってしまう可能性があり、ビジネスに悪影響を与えるおそれがあります。
あるいは、そもそも容量の正確な把握が出来ていない場合は更に問題が大きくなります。例えば、利用可能な容量が十分でないにもかかわらず、それに気づかず運用をした場合、データセンターでダウンタイムが発生するリスクがあります。それはアプリケーションやサービスに大きな影響を及ぼします。
逆に、利用可能な容量が過剰に多すぎる場合、データセンターは非効率的な運用となります。日々、お金とリソースを浪費しながら運用されている状態、ということです。
したがって、データセンターのリソース容量を正確に追跡し、適切に管理することはとても重要なことなのです。
あなたの台帳は正確なリソース管理ができますか?
ではもう一度お聞きします。皆様は、データセンターのリソース容量管理(あるいはキャパシティ管理)をどのように普段管理し、把握されていますでしょうか?エクセル?それとも何かのツールですか??
全てのデータセンター設備側のリソース(電力、ラックスペース、冷却、および電源/ネットワークのポートなど)を、わかりやすく、正確に管理できるツールというのはあまり聞いたことはありません。エクセルなんかではまともな管理はできそうにありません。
おそらくDCIM以外にこのような管理ができるツールはないのではないでしょうか?とはいえ、全ての「DCIM」と呼ばれるツールにこのリソース容量機能が付いているわけではない点にもご注意ください。電力、ラックスペース、冷却、および電源/ネットワークのポートなどを管理できるDCIMツールであっても、リソース容量機能がない製品は結構多いです。
リソース容量をするうえで、弊社が自信をもっておすすめできる製品は「Sunbird dcTrack」です。
詳しくはこちらのブログをご覧いただきたいのですが、とにかくあらゆる項目を全て網羅していることと、操作や表示がとってもわかりやすいこと、あとはフロアマップ・キャパシティ検索・ダッシュボードウィジェットなどの様々な表示でリソース容量を見れる機能性が抜群の製品ですよ!
そろそろいいかげんエクセル台帳管理から脱却して、キチンとした運用にしていきませんか?
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