dcTrackのダッシュボード紹介5 ~What-if分析(ラックのスペース管理)
100種類以上の多彩なプリセット・ウィジェットが用意されているSunbird dcTrackのダッシュボード機能。
更にSunbird Addonsページからも追加ウィジェットをダウンロードする事が出来たりと、データの利活用がらくちんかつ自由自在にできる点が好評です。
今日は、そのウィジェットのひとつ、「What-if分析チャート(ラックのスペース管理)」をご紹介します。
サーバールームのラック内スペース管理は、効率的な運用や将来的な拡張のために重要です。まず、ラック内の空きスペースを適切に管理することで、物理的な機器の追加や配置替えを抑え、既存の資産を最大限に活用できます。また、スペース管理は冷却効率にも直結しており、適切な機器配置によって空気の流れが改善され、機器の過熱を防ぐことができます。これにより、装置の寿命を延ばし、メンテナンスコストの削減が期待されます。
将来の機器の増設やアップグレードを見越したスペース管理は、サーバールームの拡張計画をスムーズに進めるための基盤となります。これにより、今後の運用を見据えた柔軟な設備運用が可能となり、長期的な運用コストの削減にも貢献します。
このように、現在のラック内の機器搭載状況を把握することは重要ですが、現実の運用シーンでは「スペースの予約」というシチュエーションもあるようで、正確な管理をするにはこの予約スペースも含めて把握することが必要となります。
皆さんは台帳でこれをどのように管理できているでしょうか?dcTrackでは、機器が設置されているのか?あるいは予約状態なのか?を示す「ステータス」が分かるようになっており、この「What-if分析チャート(ラックのスペース管理)」では、予約スペースを含んだラック内スペースを簡単に管理できます。
よって、現場ではまだスペースに空きがあっても実は予約で埋まっており、バッティングした担当者同士で面倒な調整をしなければならなくなる、といったようなことが起きないようになります。
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