意外にフレキシブル!?なSunbird DCIMの帳票出力機能について解説
データセンターのファシリティインフラを管理する項目は、例えばラック、電源、冷却、IT機器、ケーブル、仮想マシン、などそれぞれ様々です。これらのオンライン及びオフラインデータ全てを統合的に管理する事で、データセンター全体の可視化レベルを高め、設備の利用効率化や運用効率化をもたらし、最終的にランニングコストの削減に役立ちます。その統合管理を実現するのがいわゆるDCIM(データセンターインフラ管理)ツールであるのは周知の事実です。そしてこれは、従来のExcelなどの台帳を中心とした管理では決して実現できません。
DCIMツールは直感的かつ分かりやすいGUIを備えており、異なる複数データや表示をシームレスに確認できるので、非常に便利なのですが、慣れているExcelで帳票管理を行いたいというニーズもあるかと思います。
そういったニーズにお応えする形で、DCIMツールには帳票管理機能が備わっています。
その中で、今回はSunbird社のDCIMにおける帳票出力機能について簡単に解説したいと思います。
表のレイアウトや内容は自由に変えられる
まずSunbirdのdcTrackでは、各種ダッシュボード、SQLデータレポート、アセット管理一覧、フロアマップ、検索などの画面それぞれでグリッド表示エリアが存在します。そのグリッド表示のレイアウトは、表示項目・表示順、フィルタやソートなど自由にユーザ側にて変更できます。
そして、グリッド表示エリアに表示されているデータはCSV形式やPDF形式で外部に出力することが出来ます。
要するに帳票は今見ている画面から必要に応じて必要なデータをお好みのレイアウトで出力できるということです。CSVでExcelに出力した後は、もちろんご自由に編集したり印刷したりできます。
このようにDCIMで閲覧しているデータを自由なレイアウトで外部出力できるといった、意外にフレキシブルなdcTrackの帳票出力機能のご紹介でした。
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