dcTrackのダッシュボード紹介3 ~サーバルーム内のスペース容量管理
導入後すぐに使える100種類以上の多彩なプリセット・ウィジェットが用意されているSunbird dcTrackのダッシュボード機能。
更にSunbird Addonsページでは、続々追加ウィジェットが追加されており、dcTrackユーザは自由にダウンロードして追加する事が出来ます。
さて今回は、サーバルーム内のスペース容量管理に活用できるウィジェットあれこれについてご紹介します。
サーバルーム内のスペース容量を確認できるウィジェットは数多く用意されていますが、ここでは以下をサンプルとしてご紹介させていただきます。
1.サーバルーム全体のラックユニット(RU)容量の推移
サーバルーム全体でのラックユニット(RU)の利用状況・空き状況を把握するには以下のようなウィジェットがあります。ラックユニット数の合計の全体容量に対し、利用済みユニット数の推移が確認できます。
2.ラックごとの空きラックユニット(RU)スペース
最も頻繁に利用されそうなのが、「ラックごとの空きスペースが今どれくらいあるか?」でしょうか?このウィジェットを使うとそれが直感的に把握できます。
この「What-if分析」ウィジェットでは、計画中(予約中)のものも表示(=オレンジ色)されますので、実際に現場調査ではわからない予約済みスペースも含めて把握できるのが便利ですね。
ちなみに「What-if分析」ウィジェットには、他にも電力容量を示すバージョンなどもあります。
3.顧客(ユーザ・部門)ごとの空きラックユニット(RU)スペース
管理者目線では、利用者ごとの空きラックスペースを管理したいニーズもあるかと思います。そのような場合、こちらの「Available Cabinet Space by Field(フィールド項目に応じた空きラックスペース)」ウィジェットを利用できます。尚、これは一つの例であり、フィールド項目を切り替えると全く別の視点での空きラックスペース情報を確認できます。例えば「Function(機能)」を選べば、ラックの機能別(例:サーバラック、ネットワークラックなど)の空きスペースを知ることが出来たり、といった感じです。
4.ラックごとの耐荷重と現在搭載されている機器の重量合計
ちょっと観点が異なりますが、耐荷重に関する状況を知りたいニーズもあるかと思い、一例をご紹介します。
これは各ラックの耐荷重(濃いブルー)と現在の荷重(薄いブルー)を示したウィジェットとなります。Excelでいちいち入六して合計値を弾き出すことはできますが、そうした作業をせずにここまで直感的に可視化できれば便利ですよね?
今回は4つのウィジェットをご紹介させていただきましたが、他にもスペース容量管理に関連するウィジェットは数多く提供されています。
「こんなウィジェットはあるの?」など、ご質問がある方はお気軽に弊社までお問い合わせください。