DCIMもSAML認証に対応し、利便性とセキュリティレベルを向上させることが重要

K-Iwasaki

SAML(Security Assertion Markup Language)は、インターネット上で安全にログインするための技術の一つであり、現在主にウェブベースのシングルサインオン(SSO)システムなどで使われています。

シングルサインオン(SSO)は、オンラインサービスやアプリケーションにおけるユーザー認証を効率的かつセキュアに行うために利用されます。例えば、企業や組織が異なるサービスやアプリケーションに一度ログインすれば、他の関連するサービスやアプリケーションに再度認証情報を入力することなくアクセスできるようにすることですが、同時にこれは高いセキュリティを保った状態で行われます。

従い、近年利用されることが増えてきたクラウドサービスを始め、数々のシステムにログインしなければならない現代においては、重要なテクノロジーの一つとなっています。

さて、データセンターのインフラのあらゆる情報を一元的に管理するデータセンターインフラ管理(DCIM)システムも当然システムへのログインを伴います。またシステムの性質上、より多くの利害関係者が利用することで、その活用効果を最大化できます。しかし、ユーザー管理はやはり管理者にとって面倒なものであり、また利用ユーザにとってもログインへのわずらわしさが気になります。

そこで、最新のDCIMツールではSAML認証をサポートするようになってきています。

DCIMツールも利便性とセキュリティレベルを向上させてより便利で安全に利用したいものですね。


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