JDCCの人材マネジメントWGと「DCD＞Academy」研修について

JDCC（日本データセンター協会）は、日本国内のデータセンター業界の進展を促進すべく、様々なワーキンググループ（WG）を組織し、活動を展開しています。当社DC ASIAもいくつかのWGに参加しており、その中で特に「人材マネジメントWG」に注力しています。

JDCCの会員の中には、ワーキンググループの具体的な活動内容を詳細に把握していない方もいらっしゃるかもしれません。当社が参画する「人材マネジメントWG」はその名の通り、データセンターに関わる人材の育成を目的とした活動を日々展開しています。

データセンター事業は歴史的に新しく、日々新たなテクノロジーが生まれています。また、IT化の進展に伴いデータセンターの規模も拡大を続けています。一方で、地球温暖化への懸念が高まるなかで電力使用効率の向上が求められております。そこで、データセンターの最新テクノロジーを理解し、実設計や実運用に応用できる人材の育成が急務とされています。

しかしながら、クラウドやアプリケーション、サーバー、ネットワークインフラといった領域における研修プログラムが存在する一方で、データセンターの設備インフラに関するプログラムはこれまでほとんど整備されていませんでした。

このような問題に対処するために、当社では世界的に認められたデータセンター研修プログラム「DCD>Academy（旧DCPRO）」を英国Data Center Dynamics社と提携し、日本市場向けにローカライズして提供しています。

今後ますます人手不足が懸念されるデータセンターインフラエンジニアですが、弊社はDCD>Academyの提供を通じて皆様のスキル向上を図りたいと考えています。

ぜひ、データセンター事業者や企業のインフラ担当者、パートナーなど、データセンターに携わる関係各社の積極的なご参加をお待ちしております。

DCD>Academyの概要や開講スケジュールなどはこちらからご覧いただけます。