6年の軌跡:DCD>Academyデータセンター研修の受講者属性を振り返る

K-Iwasaki

2016年9月に旧DC ASIAが日本国内で初めてDCPRO(現DCD>Academy)データセンター研修セミナーをスタートしてから、早いもので7年余りが経過しました。

ありがたいことに、この7年以上にわたる期間中に、120社以上、総勢500名以上の方々に受講いただきました。そこで、ここでは過去の受講者の属性について振り返ってみたいと思います。

これまでDCPRO(現DCD>Academy)研修を受講された企業の属性を主なカテゴリに分類し、その割合を円グラフで示してみました。

  • DC(データセンター)事業者
  • ゼネコン/建設会社/設計会社
  • DC関連メーカー/施工業者
  • エンタープライズ
  • ハイパースケーラー

 

最も割合が多かったのは「データセンター事業者」でした。実際にデータセンターの構築や運用を行う上で、グローバルで最先端なベストプラクティスを学べる点が彼らのニーズにベストマッチしている結果と思います。新人研修として活用いただいたり、業界に新規参入された企業からの受講もありました。

次に多かったのが「ゼネコン/建設会社/設計会社」でした。彼らもデータセンター事業者同様、建屋や設備を設計・建設する立場として、データセンターの様々な技術や手法を学んでおきたいといったニーズから受講いただいたのだと感じています。

2017年のDCDAクラス

僅差で続くのが「DC関連メーカー/施工業者」でした。おそらく、DC関連メーカーは製品開発や市場開拓において、最先端なデータセンタートレンドを知っておきたいという目的があったのではないでしょうか。施工業者については、エンジニアが実際の現場施工において知っておくべき知識やノウハウを学んでいただけたのではないかと思います。

エンタープライズ(一般企業)」からの受講者もそれなりにいらっしゃいました。クラウドがトレンドとなっている現在でも、オンプレミスや企業内データセンターのニーズはなくなることはありません。こうした企業の設備担当者や情シス担当者、設計担当者の方々に受講いただきました。

比率的には少ないかもしれませんが、最近では外資系ハイパースケールデータセンターの国内進出が増えてきていることもあり、昨年頃から「ハイパースケーラー」系企業からの受講も少しずつ増えてきました。

+++

この7年間でデータセンター業界は大きく変化してきました。技術や状況の変化に合わせて、コンテンツもブラッシュアップを重ねてきました。今年はAIの進化が更に期待され、データセンター業界の変化も一段と加速するかもしれませんね。これからもDCD>Academyを引き続きよろしくお願いいたします。


DCD>Academyの概要や開講スケジュールなどはこちらからご覧いただけます。
研修についてのご質問はフォームからお問い合わせください

人気記事

お気軽にお問合せください

お問い合わせ

まずはよくある質問をご覧ください

よくある質問


03-6362-6990

営業
時間
9:00 - 17:00
土日・祝日・年末年始を除きます

LINEで問い合わせる

右のQRコードから
お友達登録をしてお問い合わせくださいLINEで問い合わせる