ファシリティ視点によるサーバルーム基盤のレイヤー構成
今回はサーバルーム基盤のレイヤー構成について、ファシリティの視点から考えていきたいと思います。
分野毎に多くの専門家がいますが、ITを用いたサービス(SaaSなど)や、クラウドや仮想化の技術など、ITとひとことでいっても、幅広い分野があり、とてもではありませんが、それら全てを網羅的にわかるのは困難といえます。
そして、それらを支えるのは、いわゆる物理層といわれるネットワークやサーバやストレージなどのIT機器となります。
以前、「ICT機器の進化とサーバルームファシリティのトレンド」というテーマをお話ししましたが、IT機器には歴史と進化があり、その時代に合わせて変貌を遂げてきました。
大変手前味噌ではありますが、我々DC ASIAが取り扱っているファシリティソリューションは、IT機器の歴史と進化に合わせて、ITを支えてきた(いる)自負があります。
つまり、サーバルームを支えているのは、ファシリティだと勝手ながら思う次第です。
ファシリティ視点のサーバルーム基盤のレイヤー構成
レイヤー別にそれぞれの項目を簡単に分けてみました。
ITサービスや技術、IT機器などの物理層を支えているのは、やはりファシリティです。
勿論、ファシリティといっても、建物や電源や空調まで、たくさんの分野がありますが、こうして階層毎にしてみると、ファシリティがサーバルームの基礎になっているのです。
その中でも、以下の設備を、我々DC ASIAは得意としています。
冷却設備/電源設備
「データセンター設備」としてご紹介していますが、冷却設備や電源設備のソリューションです。
大小からなる熱容量をカバリングしたIT機器への冷却設備、UPSやiPDUなどの電源設備など、サーバルームを支える設備のソリューションを展開しております。
データセンタ-運用管理ツール
「データセンタ-運用管理ツール」としてご紹介していますが、DCIMのことで、多種選択できるように取り揃えております。
DCIMとはData Center Infrastructure Managementの略で、データセンターにおけるファシリティの電力や温度の数値管理、死活管理、資産管理などの包括管理可能なマネジメントツールです。
データセンターの運用は簡単ではありませんが、このようにレイヤー構成を見てみると、ファシリティが大変重要な位置にあり、住宅に例えると、家屋を支える「基礎」の部分といっても過言ではないと思います。
共感いただけると大変嬉しく思いますが、是非皆さまの設備運用をどのようにしていくかについて、考えるきっかけになれば良いと思います。
DC ASIAでは、皆さまのデータセンターのコンサルテーションを積極的に行っています。
相談してみたら、データセンター構築や運営のヒントが見つかるかもしれません。
データセンターファシリティの知見について、DC ASIAは小さい会社ながらも自信を持っています。
小さな疑問でも結構ですので、是非ご相談ください。
——————————————————————-
データセンターのコンサルテーションご相談あれこれはこちら
その他、ソリューションや製品関するご質問やご相談はこちら