DCD>Academy とは
データセンター研修DCD>Academy(DCPRO)は、権威のある国際認定機関に推奨され、グローバルで通用する国際教育プログラムです。また、多くのグローバル企業で認められ、採用されている世界で最も認知度の高いプログラムでもあります。DCD>Academy は、急速に拡大する重要ITインフラ業界の人材育成に対する強い要望に応えるミッションを掲げ、2011年にイギリスで開始されました。それ以降、世界全体で20,000名以上がDCD>Academyのトレーニングカリキュラムを受講してきました。DCD>Academy の有資格者はデータセンター業界を中心とする各業界でグローバルに活躍しています。
インタラクティブな集合研修に加え、Zoomによるオンライン研修やお客様の社内で実施する団体研修まで、様々なスタイルで提供しています。
世界のリーディング企業が採用する
ベストプラクティス
DCD>AcademyはGoogle、Facebook、IBM、Amazonなど、多くの世界のリーディングカンパニーが導入しています。
世界24ヶ国で展開されており、これまでに12,000人を超えるデータセンター関係者が学んできました。
日本国内では2017年開始以降、既に100 社以上の企業様からご受講いただいています。
国際的な認定機関からの推奨
DCD>Academyは多くの権威ある国際認定機関に推奨されています。
絶え間なく進化するデータセンター業界のニーズに応えるプログラムを開発・提供しており、2017年、日本データセンター協会(JDCC)の推奨研修としても認定されました。
グローバルに通用する
ベンダーフリーの資格体系
DCD>Academyのキャリア開発は、設計構築と運用の二つの領域におけるベンダーフリーな認定資格を用意しています。
各クラスの受講順番は自由です。目的に応じ自由に選択できます。
設計構築
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設計(初級)
Data Center PractitionerDCPは、データセンターやサーバー室の設計に必要な基礎知識と、省エネへの取組みを理解し、「1人前のITシステム担当者」として業務に携わる為の、ITインフラの基礎知識を証明します。
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設計(上級)
Data Center Specialist – DesignDCSは、DCD>Academyが認定する最上位資格。顧客が求めるITインフラの要件を十分に理解し、データセンターやサーバールームの「電源・空調」の設計保守までのアーキテクチャを構築できることを証明します。
運用
運用スペシャリスト資格(DCS)の取得に必要でした「事業継続マネジメント(BCM)」と「データセンター運用プロフェッショナル(OP)」の2クラスは、2023年12月を最後に一時休止させていただいております。
詳しくはこちらをご確認ください。
技術や専門性に合わせたクラス
初級クラス
DCD>Academy初級クラスは、最新のデータセンター施設を支えるテクノロジーエコシステム、専門用語、データセンター構築に必要な基本的要素を理解したいすべての方向けのクラスです。営業、マーケティング、財務などの販売・経営部門から、ITやファシリティの技術、運用部門の方まで、幅広い職種の方に受講いただけます。またこのクラスを上級クラスへの足がかりとして受講いただけます。
上級クラス
DCD>Academy上級クラスは、すでにデータセンター環境での技術やプロジェクトの経験がある方を対象としたクラスです。企業のサーバールーム、マルチテナント型データセンター(コロ/クラウド/MSP)環境のシニアファシリティエンジニアやデータセンターオペレータ、コンサルタント、テクノロジーベンダーのセールスエンジニアなどが電力、冷却、運用の応用的な知識を学んでいただけるクラスです。
演習ベースで学習する
受講生参加型の集合研修
DCD>Academyのトレーニングは単なる座学にとどまりません。
講師からのレクチャーを受けた後には主要単元ごとにエクササイズで理解度を確かめながら講義は進みます。
受講生同士が知恵を出し合って一緒に課題に取り組むグループ演習はDCD>Academyの大きな特長です。
受講者様の声
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担当領域は分かるけれど、他の領域は自信がない
日々の業務で携わっている自分の専門分野である冷却システム関連以外のデータセンターを構成する要素に関する知識が薄く、非常に偏った知識や経験が以前から気になっていました。今後リーダーの立場になる際に、業界経験年数に見合う幅広い知識を得ておかなければ、という焦りがありました。
しかし今更立場上現場でゼロから基礎を学ぶわけにはいきません。そこでデータセンター構成要素の全てを横断的に集中的に学べるというDCD>Academyの研修クラスを見つけ受講しました。
クラスではデータセンターの設計の基礎的な考え方や、データセンターで省エネ対策をする上での様々な知識を習得できることができ、満足しています。
また、普段の業務ではなかなか機会がない業界の様々な方面から参加された他の受講生の人たちとのディスカッションの中で、自社では考えていなかった新しいアイデアの発見があり、受講後早速社内で提案してみました。 -
自分の経験と知識を世界基準の資格で「可視化」したい
私自身は今までのインフラ設備周りの総合的な経験に基づくキャリアにもともと自信がありました。
しかしそれらの知識は実務で積み上げてきたものであり、自分の経験や知識を形のあるものとして証明することが今までできませんでした。そこで「国際的な資格」として認知されているDCD>Academyの受講を決めました。
資格を取得したことで、自分の価値を正当に評価してもらうことに成功し、結果的に欧米のハイパースケーラー企業へのステップアップにつなげることができました。
欧米では有名なDCD>Academyの認定資格取得者をアピールできたことも成功の後押しとなりました。現在は、様々なプロジェクトでデータセンターの設計・構築を任されています。 -
企業誘致の委託元として最低限必要な知識を身につけたい
私は最近活発なデータセンターを地元に誘致し、地元経済発展を目指すために誘致担当を任されました。しかし、実際にはデータセンターの知識が全くなく、施主や業者と議論をするうえで最低限の基礎知識を理解しておく必要があると考え、DCD>Academyの受講を決めました。
今までも独学やネット上からいろいろな情報を収集して学んできましたが、やはり限界があり、短期間で効率的に基礎知識をインプットできる研修カリキュラムを探していたところ、DCD>Academyを見つけました。(自治体の企業誘致担当者 – DCDAクラス受講)
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新人社員の教育方法をどうしようかと悩んでいた
弊社は主にハウジングやコロケーション事業を主体としたビジネスを行っており、定期的に若手スタッフを採用して、日々のインフラ設備構築やケーブリング、リモートハンド対応などの運用業務を行っていただいています。
しかし、若手で入社される方の多くは全くと言っていいほどインフラの知識がなく、今までは業務を行う中でOJTで教育をしてきました。OJTでは教育担当の人の負荷もままならず、各スタッフの知識レベルもまちまちになったり、欠落する箇所もでてきてしまいます。そこで全社で教育のプラットフォームを共通化し、計画的に人材教育体制を構築する方針に決めて、DCD>Academyのクラスを受講してみることにしました。DCD>Academyは非常に体系的に運用の基礎を学ぶことができると感じ、全社への導入を決めました。
DCD>Academy導入後は、社内でOJT教育に掛かる負荷を減らせたことによる業務の効率化とともに、各スタッフの知識レベルの共通化が図れました。また、教育助成金もうまく活用しコストも抑えることができています。(大手データセンター事業者の教育担当者 – DCTクラス受講)
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