iTRACS DCIM
完全なアセット可視化を実現したデータセンターインフラ管理システム
iTRACS DCIMとは
iTRACSは、Windows1.0の時代から物理インフラの管理システムを提供している最も歴史の古いデータセンターインフラ管理ツールであり、また、世界に先駆け3Dモデルによる管理を実現した最も最先端なDCIMツールです。
全世界で1,100社以上の多岐にわたる業種・マーケットに対しての導入実績を誇り、現在でもおよそ10,000,000台以上の物理アセットがiTRACSにより管理・運用されています。(※注:2012年時点)
またiTRACS DCIMは、データセンターはもちろんのこと、オフィスフロアの情報コンセント(ローゼット)や端末、更には什器の位置管理などにも活用できる万能インフラ管理ツールです。
iTRACS DCIMの特徴
- 3Dビューワーでの設備情報の可視化
- 機器のモジュール単位レベルの資産管理機能
- 強力な通信・電源配線管理機能
- 自由なカスタマイズ性
- 柔軟な他システムとの連携性
- 既存Excel台帳運用との親和性
3Dビューワー
バーチャルに再現された3D仮想空間の画面上を自由に移動し、現場で確認できる以上のあらゆる情報(例:配線接続状況、資産情報、ラックの現在の荷重や使用電力量など)を直観的に容易に確認することができます。
電源冗長
シミュレーション
例えば分電盤主幹回路がトリップ時の影響範囲の調査を行いたい場合に、iTRACSに登録された電源接続経路情報や資産登録情報などをベースに、ユーザーが直観的にわかりやすい形でシミュレーション表示します。
ウェブインターフェース
標準でサポートするウェブユーザインターフェースを使えば外部ネットワークのアクセスも可能。
iDCにおけるハウジング、コロケーションユーザに対するサービスインターフェースとしても活用可能。
レポート機能
データベース内のあらゆるデータから、ユーザが自由にレポートテンプレートを作成し、ワンクリックで出力
(アセット情報、電源利用情報、接続情報、ゴーストサーバー一覧など膨大な標準テンプレートも付属)
レポートは、印刷やExcel、PDFなど外部出力可能
iTRACS DCIM 仕様
機能 | 説明 |
---|---|
DC構成管理 | バーチャルな3D空間でDC全体の構成管理が可能 |
“完全な”資産管理 | 機器のモジュール単位レベルでの資産管理が可能 |
“究極な”配線管理 | ケーブル属性、物理的な配線ルート、色分け、ケーブル長などきめ細やかな管理が可能 |
“柔軟な”電源管理 | SNMP対応の電源監視センサーからの情報を柔軟に追加可能 |
温湿度管理 | 温湿度監視センサーからの情報取得し管理 |
ダッシュボード | ユーザーが設計可能なインタラクティブなダッシュボード機能 |
キャパシティ管理 | 様々な視点で設備全体のキャパシティ利用状況を俯瞰 |
ワークフロー管理 | 作業指示・予約と連動し、時系列で設備の状態を直観的に可視化 |
レポート機能 | フルカスタマイズ可能なレポート機能、エクセルへの出力も可能 |
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